投稿日:2008-03-05 Wed
![]() | 100回泣くこと (小学館文庫 な 6-1) (2007/11/06) 中村 航 商品詳細を見る |
初の中村航作品。
失うことなんて、今ここにある光に比べたらちっぽけなものと、僕は言う。
迷わずに、怯まずに、まっすぐにそう言う。
だけど本当なんだろうか?本当に本当に本当に、そうなんだろうか?
愛犬ブックの奇跡的な回復、ほこりをかぶったバイクだって走り出して、彼女との結婚練習も始まり、やがてプロポーズへ。
幸せはどこまでも続くんだって、本当にそう思ってた。
私は、今日みたいな明日が明日も続くってことを疑わないでいるけれど。
時間がたてば、みんないなくなる。
知っているのに、知らないふり。
それはそうだ、だってそんなこと、見たくない。
なぜ人は生まれて、死んでしまうのですか?
読後、まるで小さな子どもみたいな問いが生まれて、しばらく離れなくなりました。
中村航さんの作品は、この本だけ読んでも好きになれるかどうかはわかりません。
いろいろ、読んでみたいです。
中村航 『100回泣くこと』 小学館文庫
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