投稿日:2008-02-25 Mon
![]() | マイガール 1 (1) (BUNCH COMICS) (2007/04/09) 佐原 ミズ 商品詳細を見る |
昨日バイトの帰りにほくほくしながら本屋へ行ったのですが。
『ナラタージュ』置いてないんでやんの。(爆死)
あーさよか、ここ田舎だかんね、まだ発着してないんだわーって思い直して、
店員さんに『すみません、昨日角川文庫から発売のナラタージュって本いつ届きますかー?』ってにこやかーに聞いたら
「あーすみません、うちでは仕入れないですね」
ショック死するかと思いました。(おおげさ)
え? ナラタージュ仕入れないの? 200×年度(←忘れた)の恋愛小説部門第一位で、小川洋子さんも絶賛の名作ですぜ? つーかずっと文庫化されるん待ってたんだぜうちは!!
という月見の心の叫びもむなしく、それでは、と持ち場へ戻る店員さん。月見とちがって忙しいのです。
傷心の月見がボロボロのままで帰宅するはめにならなかったのは、ひとえに帰りがけに偶然見つけた、この本のおかげです。
佐原ミズ 『マイガール (1)』 BUNCH COMICS(新潮社)
主人公は、笠間正宗、23歳独身。
かつて最愛の恋人・陽子を亡くした彼は、ある日コハルという、幼い少女と出会う。
初めて出会ったコハルは、陽子が正宗に内緒で育てていた実の娘だった。
大切なひとを失って傷ついたままのふたりは、親子になって新しい生活をつくってゆく、というお話です。
やばいです。ものすげー泣ける。それも「しあわせ泣き」。
最愛のひとを失ったかなしさと、それを包み込むあたたかさ。
コハルの良い父親に、良い親子になろうって正宗くんの想いとか、
正宗を気遣うコハルちゃんの想いとか。
大切な陽子さんはもういないけれど、それでもふたりで生きてゆける。
それでもさびしいときは、おたがいの知らない陽子さんをひとつ話そう。
届かないお月さまの下でかわしたふたりの約束。
大切なひとを忘れずに、いつまでも大切に。
それはときにつらいことだけど、ふたりでいればきっと・・・。
「せつなくて、あたたかい。 あたたかくて・・・涙溢れる」(帯びより)
まちがいなく、宝物になれる本。
出会えてほんとうによかったです。
ちなみに、2巻ももうすぐ発売だそうです。
「僕なんかで・・・ いいんでしょうか」
「行ってみれば分かるわよ」 (本文より)
(後で聞いたら、ナラタージュは別の小さな本屋さんで、近く入荷するとのことでした。今からとても楽しみです)
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