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安部夜郎 『深夜食堂(1)』(~続刊)

深夜食堂 1 (1) (ビッグコミックススペシャル)深夜食堂 1 (1) (ビッグコミックススペシャル)
(2007/12)
安倍 夜郎

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メニューはこれだけ。
あとは勝手に注文してくれりゃあ、
できるもんなら作るよ、
ってぇのがオレの営業方針さ。


うわー、なんて人間くさいマンガなんだろ・・・。
でもこういう話、私はじつはかなり好きなんだよな・・・。

深夜12時に開店し、朝7時頃に閉まるめしや、通称「深夜食堂」。
メニューは豚汁定食と酒のみ。
あとは客が勝手に注文したものを、できるものならひょいと差し出すそんな店。

そこを訪れる人たちがまた、すんごく人間くさくて良い。

タコさんウインナー好きのやくざとか、ねこまんま好きな売れない演歌歌手のお姉さんとか、試合に勝ったら決まってカツ丼食べに来る地味ボクサーに、大の海苔好きで、娘想いの海苔の宮さまとか。

そこに目元に傷ありのマスターが、ひょいと作って差し出す食べ物。
甘い卵焼き、きのうのカレー、あったかねこまんま、きゅーりのぬかづけそのまんま。

この前読んだ「愛がなくても喰ってゆけます」も洒落てて大好きだけど、
こっちの、いっそみっともないくらいの人間くささも、なんか癖になって仕方がないというか。

なんか食べたくなる。

それも、納豆とか卵焼きとかウインナーとかおでんとかたらことかナポリタン(←川上弘美さんも好きらしいです、ナポリタン。エッセイで読みました)とか、なんかそーいう、地味で渋くてどっかで懐かしい食べ物ものが。

美味シクナイケド、癖ニナル味デス。

というのは、深夜食堂で初めてナポリタンを食べたナポリっ子(イタリア人)のセリフ。

私にはまだまだ渋すぎる味だけど、でも好きなんだ、こーいうの。

ちなみにこれを読んだNさんはストレートにやられてしまい、さっそくきゅうりの床漬をかじったとか。
・・・人間くさいひとがここにもいた。

2集は今月末に発売だとか。
Nさんとふたり、ろくろ首になりながら待ってます。

安部夜郎 『深夜食堂(1)』 ビックコミッスクスペシャル 小学館

もうひとつ、公式サイト、らしきもの。↓
http://www.bigoriginal.shogakukan.co.jp/midnight_dining/index.html
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林慧樹 『いじめ 14歳のMessage』

いじめ14歳のMessageいじめ14歳のMessage
(1999/03)
林 慧樹

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「人並みの幸せじゃなくてもいい。せめて・・・何事もありませんように。普通でありますように・・・」

中学二年、14歳の立山彗佳は、いじめられていたクラスメートの千夏をかばったことから、自分が新たないじめのターゲットにされてしまう。

投げつけられる中傷、暴力、存在無視。まとわりつく好奇心、軽蔑、同情心。
クラスメートはダレも止めない、教師も見てみぬふりをとおす。
ずたぼろになったこころと身体で何とか学校に通う彗佳は、ある夜盲目の少女、友里恵に出会う。
「本当に大切な物。勉強よりも大切な“心”を教えられる教師になりたい」という友里恵の姿にはげまされ、いつしか彗佳は、毎晩のように友里恵の元へ。
失った笑顔を少しづつ取り戻し始め、「死んじゃダメだ」って、そう思えた。

けれどある日、彗佳の唯一の拠りどころをも奪う、決定的な出来事が起きて・・・・・・。

最初の推薦文に書かれてることだけど、飛び降りた主人公はもう二度と帰ってこない。

そのあまりに救いのない結末は、審査員の間でも大議論を呼び起こしたというけれど。
それって何の議論なのさ?

現実に命を絶った子が、数え切れないくらいにいるのに。

でも気づいた時にはもう遅かった。

帰ってこないというのは、どんなに強く望んでも二度と帰ってこれないということ。

知ってるって言うなら、死ぬな。
知ってるなら、傷つけて嗤うな。

悔しい。こんなんじゃダメだ。

死ななかった私に、できることをやるしかない。
生きてるやつらに、できることをやるしかない。

死ぬことを「選べなかった」から「選ばなかった」に変わったのはいつのことだったか。
そんなの今じゃいくら考えても思い返しても、もうわからない。

そんな私に、いつのまにかなれてる。
捨てた笑顔も、いつのまにか取り戻せてる。

生きてたから。

当然のことだけど、その重さを一番叩き込んでくれた本。
それを教えてくれた彗佳は、もうそこにいないのだけれど。

最後に。
唐突ですが、私の大切な大切なNさんへ。

やっと読めるようになりました。
今あなたの隣で笑えること、とてもシアワセです。
愛してくれて、ほんとうにありがとう。

大好きです。

林慧樹 『いじめ 14歳のMessage』 小学館(単行本)
プロフィール

小津りゆ

Author:小津りゆ
3年ぶりぐらいですが、ログイン。夢だった資格をとってそれなりの仕事始まったはいいものの、現実にどっしん追突し、車体ボロボロ、エンジンぷすんぷすん状態です(なにそれ)。仕事の本ばっかりで、めっきり小説を読む時間が減。もしかしたら引っ越しして続編するかもです。

※since 2008.2.17

※オリジナル物語サイト、始めました。『ことあら』(リンク欄からどうぞ)

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