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小川洋子 『薬指の標本』

薬指の標本 (新潮文庫)薬指の標本 (新潮文庫)
(1997/12)
小川 洋子

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今回は今までとはまた、少しちがった作品をご紹介。
というより、昨日再読した本の紹介です。

小川洋子 薬指の標本 新潮文庫

2作品収録の短編集。

薬指の標本・・・
勤めていた工場で薬指の先を切断されたわたしは、標本技術士・弟子丸氏の標本室で働き始める。
標本室を訪れるひとはみな、それぞれの思い出の品を標本にして封じ込めてもらう。
ある日わたしは、弟子丸氏から1足の黒い革靴をプレゼントされた。
「これからは毎日その靴をはいてほしい」という弟子丸氏。
その靴はわたしの足にあまりにぴったりで、けれど次第に、靴はわたしの足を侵し始めて・・・。

六角形の部屋・・・
「どうして自分が彼女の存在に気づいてしまったのか、今思い返してみても不思議でしかたない」
スポーツクラブの片隅にひっそりと腰掛けたミドリさんは、ある夜中に林の中へと消えて行った。
後をつけたわたしが辿り着いたのは、カタリコベヤと呼ばれる、六角形の部屋。
そこは訪れた人々が、自分の語りたい事をだれにも聞かれずに望むまま、語るための場所だった。

小川洋子さんの作品は「博士の愛した数式」を含めて何冊も読んでいるのですが。

この作品が一番好き、というより虜になりました。

小川洋子さんの世界の、真骨頂。

どこまでも静かで、どこかで奇妙で、やがて物語の主人公のように、二度と抜け出せなくなる。

表題作、「薬指の標本」が、フランスで映画化されたという話を聞きました。
ぜひ、この世界を映象で見てみたいです。

以下、追記。(4月1日)

>拍手をくださった方
本当にありがとうございます!
今更ですが、すごく励みになりました。(^^)v
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プロフィール

小津りゆ

Author:小津りゆ
3年ぶりぐらいですが、ログイン。夢だった資格をとってそれなりの仕事始まったはいいものの、現実にどっしん追突し、車体ボロボロ、エンジンぷすんぷすん状態です(なにそれ)。仕事の本ばっかりで、めっきり小説を読む時間が減。もしかしたら引っ越しして続編するかもです。

※since 2008.2.17

※オリジナル物語サイト、始めました。『ことあら』(リンク欄からどうぞ)

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