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金原ひとみ 『AMEBIC』

AMEBIC (集英社文庫 か 44-3) (集英社文庫 か 44-3)AMEBIC (集英社文庫 か 44-3) (集英社文庫 か 44-3)
(2008/01/18)
金原 ひとみ

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一体どうしたらいい。一体どうしたら。何をしたらいい何をすればいい。ああ私は何を求めているのか。何を。何を。

『蛇にピアス』以来、久しぶりの金原ひとみさん作品。

おそらく摂食障害である女性作家の「わたし」。
錯乱したときにパソコンに書き残されている文章=錯文。
関係を持った編集者と、その婚約者。
現実と錯文が、やがて歪んで見えなくなる。

後で眺める錯文には大量の叫びが埋もれていて、「わたし」ですらも解析不可能。
けれどどこかで、「わたし」と錯文はシンクロしているのかもしれない。

「錯文」、「分裂」、「アミ-ビック」・・・。

こんちくしょう誰か助けてくれればいいのに誰かが私を多すれに来てくれるばいいのに誰かが。(「錯文」より抜粋)

「孤独と分裂の果てに待つもの」。

わかるようでわからない。わからないようでいて、わかりうる。
それともいっそ、わかりたいと思ってるの?

読後、だれ知らずそんな問いかけが浮かんできました。

自分でもどう感じたかはっきりとはわからないけれど、この本はけして嫌いではないです。

※AMEBIC[Acrobatic Me-ism Eating away the Brain、it causes Imagination Catastrophe.]「曲芸的自己中心主義が脳を浸食する事による想像力の崩壊」。(出版社 / 著者からの内容紹介より)

金原ひとみ 『AMEBIC』 集英社文庫
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プロフィール

小津りゆ

Author:小津りゆ
3年ぶりぐらいですが、ログイン。夢だった資格をとってそれなりの仕事始まったはいいものの、現実にどっしん追突し、車体ボロボロ、エンジンぷすんぷすん状態です(なにそれ)。仕事の本ばっかりで、めっきり小説を読む時間が減。もしかしたら引っ越しして続編するかもです。

※since 2008.2.17

※オリジナル物語サイト、始めました。『ことあら』(リンク欄からどうぞ)

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