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川上弘美 『椰子・椰子』

椰子・椰子 (新潮文庫)椰子・椰子 (新潮文庫)
(2001/04)
川上 弘美山口 マオ

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一月一日 曇
もぐらと一緒に写真をとる。もぐらの全身を見るのは初めてである。あんがい大きい。写真をとるために直立してもらう。小学校六年生くらいの背丈で、顔もどことなく人間じみている。


妊娠中のもぐらと写真を撮ったり、雨乞いをしたり、近所の縄文人街を散歩したり、子どもをたたんで押入れにしまったり、冬眠用品を買いにいったり。
ヘンテコな日常を送るとある女性の日記。春夏秋冬。

川上弘美さんらしい、なんともいえずとぼけまくった内容がぎっしり満載な本。
冷静に考えればありとあらゆるところにつっこみどころ満載なのだけど、そのうち気づかなくなる。
気づかないうちに、椰子・椰子の世界に完全にとりこまれてしまってる。
好きな人は、ぜったいにはまります。そして抜け出せなくなります。おかしくて不気味で、やっぱり可笑しい椰子・椰子ワンダーランドから。

「中くらいの災難」にみまわれて、両耳と舌と両足親指と乳房が二倍になる話も好きだけど、1番はまってしまったのは、二月七日の「たくわん売り」の話。(「よくお顔におうつりですよ」と上手におだてられて、はなだ色と藍色のたくわんを買ってしまう話)

川上さんの日常ってほんとにこんな感じじゃないんですか、って聞いてみたくなりました。

かと思ったらさすがにそんなことはなくて、半分は夢日記なんだとか。(←巻末。山口マオさんとの対談より)

あー夢日記。なるほどね。
って、それでも十分すごすぎるんですけど・・・。

川上弘美 『椰子・椰子』 新潮文庫
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プロフィール

小津りゆ

Author:小津りゆ
3年ぶりぐらいですが、ログイン。夢だった資格をとってそれなりの仕事始まったはいいものの、現実にどっしん追突し、車体ボロボロ、エンジンぷすんぷすん状態です(なにそれ)。仕事の本ばっかりで、めっきり小説を読む時間が減。もしかしたら引っ越しして続編するかもです。

※since 2008.2.17

※オリジナル物語サイト、始めました。『ことあら』(リンク欄からどうぞ)

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