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柳美里 『家族の標本』

家族の標本 (角川文庫)家族の標本 (角川文庫)
(1998/04)
柳 美里

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「家族ってなんだろうね」U子の声は、昔あった「青春とはなんだ!」ふうの妙にいかがわしい高声をきかせていた。
「阿片でしょう」私は笑って言った。
 (『新興宗教』より)

ここではお初の柳美里さん本。
奥田美和子さまとの親睦も、そこここでは有名な話。

家族ってなんだろう?
そんな問いかけから集まり始めた、さまざまな家族の姿。
そこにあるのは、健全?病理?幸福?不幸?それとも・・・・・・?
柳美里さんの手元に集まった家族の姿を綴った、第一エッセイ集。

何十組もの家族の姿が綴られています。
精神科医のお父さんが良い父親なので笑えなくなった娘さんだったり、「自分のことしか考えていなかった」父親を思い返しながら、自分が気が付いたら妻子がいなくなってたことに間延びしながら気づいたり。
読めば読むほど自分の「家族」というものに抱いていたイメージだとか抱えていた固定概念とかが見えなくなったり現れたり。

何かが違うと思うけど、異常なわけでもなく、どこにでもいそうな家族たち。
だからなのか、あちこちにゆさぶられるしほんのり気分が悪いけれど、嫌いな感じじゃありません。
お勧めはしませんが、家の本棚には今すっぽり納まっています。

家族ってなんだろう?

呪いじゃないの、なんて最後は思いました。

柳美里 『家族の標本』 角川文庫
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プロフィール

小津りゆ

Author:小津りゆ
3年ぶりぐらいですが、ログイン。夢だった資格をとってそれなりの仕事始まったはいいものの、現実にどっしん追突し、車体ボロボロ、エンジンぷすんぷすん状態です(なにそれ)。仕事の本ばっかりで、めっきり小説を読む時間が減。もしかしたら引っ越しして続編するかもです。

※since 2008.2.17

※オリジナル物語サイト、始めました。『ことあら』(リンク欄からどうぞ)

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