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片野ゆか 『ポチのひみつ』

ポチのひみつ (集英社文庫)ポチのひみつ (集英社文庫)
(2009/02/20)
片野 ゆか

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知らないといったら、笑われても仕方がない。そんな有名ワンコなのに、知られていることはごく僅か。
でも誰もが知っている代表的なエピソードだけで、超がつくほど有名になったというのも、なんだか信じ難い。
そんなとき、あることを思いついたのです。
もしかして有名犬たちの背後には、トンデモナイひみつが隠されているんじゃないだろうか―――?
 (「はじめに」より)

休憩時間にこの本読んでたら、某友に「疲れてるんやねー・・・」と意味深に言われました。ちが・・・わないけどもちがうっての・・・。

忠犬ハチ公、西郷さんのつれてる犬、いぬのおまわりさん。
といった、言わずもがなの有名ワンコ。けど、実際どんな犬だったのか、さてどのくらいご存知でしょうか?
・・・・・・わかんない。知らないっ。

そんな状況に業を煮やした、犬バカ・ノンフィクションライター(自称)の片野さんが、全国津々浦々を愛犬のダルマ(Mダックス)と周り、犬バカ取材をやってきましたぜいっ!!って本。
子どもの頃から、吠えられても噛まれても、時には不法侵入してまでも犬を撫でていた(子どものころだけですよもちろん!)ツキミさん。読む前から100点!をつけかねない状態でしたが、読んだら1000点になりました。

ときおり載ってる、「オタクで健康でインドアの快食快便の老犬」であるダルマちゃんがめちゃくちゃかわいい(うちにもMダックスがいますのでね、名前はこっこですが)というのもありますが、片野さんが楽しみながら、かつプロとして取材されてるので、とっても読みやすいですし、例えば美談美談してたハチ公の素顔なんか見えてくると、大変だけど意外とタフに、ある意味したたかに生きてたんだねーってのが見え隠れしたり。

ハチ公の銅像は生前に建てられていて、ハチ公本人(?)も自分の像と対面している、それってどんなわけ?!
西郷さんの連れている犬は薩摩犬、でも地元鹿児島でも見たことのあるひとはほとんどいないんだけどどこにいるの?!
迷子の迷子の子猫ちゃんといっしょに困ってる、犬のおまわりさんってどんな犬?!
ここほれワンワン、なんてやっても遺失物横領・・・では現在の「ここほれワンワン」物語は!?
 

個人的に、特におもしろくって鼻息荒くして読み進めたとこまとめてみると、このあたりでしょうか。
そして忘れちゃいけない、愛する犬たちとその時代を生きた人間さんたちの愛すべき姿も、ほっこりしたり、ずーんとしたりします。
犬はDNAレベルで人間と暮らすということが染み付いている、というのを聞いたことがあります。
有名ワンコも無名犬も、どこかで人間と繋がって生きる姿がこの先も続くことを祈っています。

今もどこかで命を奪われる犬たちが、数を知りたくもないくらいいるのですから。

片野ゆか 『ポチのひみつ』 集英社文庫
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小津りゆ

Author:小津りゆ
3年ぶりぐらいですが、ログイン。夢だった資格をとってそれなりの仕事始まったはいいものの、現実にどっしん追突し、車体ボロボロ、エンジンぷすんぷすん状態です(なにそれ)。仕事の本ばっかりで、めっきり小説を読む時間が減。もしかしたら引っ越しして続編するかもです。

※since 2008.2.17

※オリジナル物語サイト、始めました。『ことあら』(リンク欄からどうぞ)

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